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「自分の本をオーディオブックにしたい」「でも、ナレーターに頼んだり、自分で何時間も録音したりするのは大変」と思っていませんか。
今は、原稿を読み込ませるだけで、AIの声で朗読を作れるツールがあります。この記事では、AI音声ツール「ElevenLabs」のオーディオブック機能(Audiobooks)を使って、オーディオブックを作る方法を公式情報をもとに解説します。
※ElevenLabsの公式ガイドは英語です。画面のボタン名などは公式ガイドの英語表記のまま紹介しています。
ElevenLabsのAudiobooksでできること
公式ガイドによると、Audiobooksでは次のことができます。
- 原稿を読み込んで、AIの声で朗読を作る
- 章ごとに整理する
- 登場人物ごとに違う声を割り当てる
- 音楽や効果音を足す
- 書き出したり、聴くためのアプリやサービスに公開したりする
オーディオブックを作る手順
公式ガイドで紹介されている手順です。
1. 原稿をアップロードして、読み方を選ぶ
Audiobooksのページで「Create an Audiobook」を選び、原稿をアップロードします。対応している形式はEPUBとPDFです。
次に、朗読のしかたを選びます。
| 読み方 | 内容 |
|---|---|
| Single cast | 1人の語り手が本全体を読む |
| Multi cast | 語り手に加えて、登場人物ごとに別の声を割り当てる |
ドラマのように聴かせたいならMulti cast、1人の声で落ち着いて聴かせたいならSingle castを選びます。
声のモデルは、公式ガイドでは長い朗読にEleven Multilingual v2(29言語に対応)がすすめられています。
2. 章や表紙を確認する
ElevenLabsが原稿を自動で解析し、表紙の画像や、章・まえがき・あとがきなどを見つけます。オーディオブックに入れる部分をチェックで選びましょう。公式ガイドでは、原稿の作り方によっては思ったとおりに分けられないこともあるので、しっかり確認するようすすめられています。
3. 声を選び、登場人物に割り当てる
Multi castを選んだ場合は、ElevenLabsが登場人物を見つけて、それぞれに声を提案します(1冊で最大150の声まで)。公式ガイドによると、登場人物の見つけ方はAIによるものなので、脇役や名前のない人物は見落とされることもあります。リストを見て、足りない人物を追加したり、声を変えたりしましょう。
声は、言語・アクセント・性別・年齢などで絞り込んで試聴できます。
4. 読み方のルールを決める
人名・地名・造語など、読み方が難しい言葉は、読み方のルールを決められます。ElevenLabsが原稿から候補の言葉を自動で探してくれるほか、自分で言葉を追加することもできます。再生ボタンで、実際の文の中でどう読まれるかを確認できます。
5. オーディオブックを作る
設定が終わったら「Create audiobook」で作成します。
作ったあとの編集
公式ガイドによると、編集画面では次のことができます。
- 段落ごとに朗読を作り直す
- 文章や声の設定、タイミングを直す
- 効果音や音楽を足す
- 一部の段落だけ、声の設定を変える
すでに作った音声を再生するだけなら、クレジットは使いません。新しく朗読を作るときにクレジットを使います。声のモデルを変えた場合は、作り直しが必要です。
書き出しと公開
| 項目 | 選べるもの |
|---|---|
| 範囲 | 全体・章ごと |
| 書き出すもの | 音声・タイムラインのデータ(AAF)・字幕 |
| ファイルの分け方 | 1つのファイル・章ごとのZIP |
| 音声の形式 | MP3・WAV |
まだ作っていない部分は、書き出すときに自動で作られます(クレジットを使います)。
ElevenLabsの聴くためのアプリ「ElevenReader」や、Spotifyなどのパートナーに公開することもできます。ElevenReaderで公開するときは、著者のプロフィールや本の情報を登録して、審査を受けます。
使うときの注意点
- 原稿の権利:自分に権利がある原稿で作りましょう。ElevenLabsのヘルプセンターでは、生成した音声を商用利用するには、必要な権利を持っていることが条件とされています
- 商用利用は有料プラン:無料プランは商用利用できません。販売や配信をするなら、有料プランで作りましょう(ElevenLabsの商用利用はどこまでOK?)
- 読み方のチェック:自動の読み方のルールだけでは足りないこともあるので、大事な言葉は自分で確認しましょう
- 長い本はクレジットを多く使う:プランのクレジットの量を確認しておきましょう(ElevenLabsの料金プラン比較)
まとめ|原稿があれば、オーディオブックは自分で作れる
AI音声でオーディオブックを作る方法を紹介しました。
- ElevenLabsのAudiobooksなら、EPUBかPDFの原稿を読み込んで朗読を作れる
- 1人で読むか、登場人物ごとに声を変えるかを選べる
- 人名や地名は読み方のルールで整える
- 書き出しはMP3・WAV。ElevenReaderなどへの公開もできる
まずは無料プランで、短い原稿から試してみてください。
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本記事の情報は2026年10月時点のものです。料金や機能の詳細は変更される可能性があるため、最新情報は各ツールの公式サイトでご確認ください。
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