Relay.appは2026年9月にサービスを終了しました。公式サイトによると、すべてのアカウント・ワークフロー・実行履歴はすでに完全に削除されています(2026年10月時点)。
この記事は、以前Relay.appの使い方や料金を紹介していた記事を、「Relay.appの代わりになる自動化ツールを探している方」向けに書き直したものです。
この記事を読めば以下がわかります。
- Relay.appのサービス終了で何が起きたか
- 代わりのツールを選ぶときの3つの観点
- Relay.appの代わりになるAI自動化ツール5選
- 乗り換えるときに気をつけること
Relay.appのサービス終了について
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 終了時期 | 2026年9月 |
| データ | すべてのアカウント・ワークフロー・実行履歴は完全に削除(公式発表) |
| 公式サイト | 終了の告知のみ(2026年7月版のトップページはInternet Archiveに保存されていると案内) |
Relay.appは、GPT・Claude・GeminiなどのAI処理と、途中に人間の確認をはさむ「Human-in-the-loop(人間の承認ステップ)」を、ノーコードで組み合わせられる自動化ツールでした。データはすでに削除されているため、ワークフローを書き出して別のツールに移すことはできません。乗り換え先で組み直す必要があります。
代わりのツールを選ぶ3つの観点
1. AIにどこまで任せたいか
「メールを要約してSlackに送る」程度なら、ZapierやMakeのAI機能で十分です。「問い合わせを読んで判断し、返信の下書きまで作る」ようにAIに仕事ごと任せたいなら、AIエージェント型のRelevance AIやLindyが向いています。
2. つなぎたいアプリに対応しているか
連携できるアプリの数はツールによって大きく違います。Zapierは9,000以上、Makeは3,000以上、Relevance AIは2,000以上です。普段使っているアプリが対応しているかを最初に確認しましょう。
3. 無料で試せるか・料金
Relay.appは無料プランで全機能を試せるのが魅力でした。乗り換え先では、ZapierやMakeには無料枠がありますが、Relevance AIは無料プランを廃止しています。試す前に料金体系を確認しておくと安心です。
Relay.appの代わりになるAI自動化ツール5選
| ツール | 特徴 | 連携アプリ | 無料で使える範囲 | 有料の目安 |
|---|---|---|---|---|
| Relevance AI | AIエージェント(AI社員)を作って業務を任せる | 2,000以上 | なし(無料プランは廃止) | Pro 月$19(年払い)/$29(月払い) |
| Zapier | 連携数が最多の定番ツール | 9,000以上 | 月100タスク | 有料プランあり |
| Make | フロー図で複雑な処理を組める | 3,000以上 | 月1,000クレジット | 有料プランあり |
| n8n | セルフホストできるエンジニア向けツール | – | セルフホストなら利用可 | クラウド版 月20ユーロ〜 |
| Lindy | AIアシスタントに業務を任せる | 1,500以上 | – | 月$29.99〜 |
※2026年10月時点で各公式サイトを確認した内容です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。
Relevance AI|AIに業務ごと任せたいなら
Relevance AIは、AIエージェント(AI社員)を作って、リサーチ・営業・カスタマー対応などの業務を任せるツールです。Relay.appの「AIが下書き→人間が確認」という使い方を、AIエージェント単位で組めます。無料プランは廃止されていますが、Proは年払いで月$19から使えます。
Relevance AIの詳しい使い方や料金は、Relevance AIの完全ガイドで解説しています。ZapierやMakeとの使い分けはRelevance AIとMake・Zapierの違いも参考になります。
Zapier|つなぎたいアプリが多いなら
9,000以上のアプリと連携できる、ノーコード自動化の定番ツールです。無料でも月100タスクまで試せます。マイナーなツールをつなぎたい場合や、社内ですでに使っている場合の第一候補です。
Make|複雑な処理をフロー図で組みたいなら
処理の流れを図で組み立てられるため、条件分岐や繰り返しの多い複雑なワークフローに向いています。3,000以上のアプリと連携でき、無料でも月1,000クレジット分使えます。
n8n|自社サーバーで動かしたいなら
自社のサーバーに設置して使える(セルフホスト)のが最大の特徴です。データを外部に出したくない組織や、エンジニアが自由に作り込みたい場合に向いています。クラウド版は月20ユーロからです。
Lindy|AIアシスタントに任せたいなら
メール対応や日程調整などを、AIアシスタントに任せる形のツールです。1,500以上のアプリと連携でき、月$29.99から使えます。
Relay.appから乗り換えるときに気をつけること
ワークフローは手元の記録から組み直す
Relay.appのデータは削除済みのため、ワークフローの設定を取り出すことはできません。手元に残っているメモやスクリーンショット、関係者の記憶をもとに、「何をきっかけに・どんな処理をして・どこに送っていたか」を書き出してから、乗り換え先で組み直しましょう。
人間の承認ステップをどう置き換えるか決める
Relay.appで「AIの下書きを人がSlackで承認してから送信」のような流れを使っていた場合は、乗り換え先でも承認の段階をどう入れるかを最初に決めておくと、組み直しがスムーズです。
まずは1本だけ移して試す
いきなり全部を移さず、いちばんよく使っていたワークフロー1本を移して、動作と料金(タスク数・クレジットの消費)を確認してから残りを移すのが安全です。
まとめ
Relay.appは2026年9月にサービスを終了し、データもすでに削除されています。代わりのツールは、使い方に合わせて選ぶのがおすすめです。
- AIに業務ごと任せたい → Relevance AI・Lindy
- つなぎたいアプリが多い → Zapier
- 複雑な処理を組みたい → Make
- 自社サーバーで動かしたい → n8n
AIを中心にした自動化を続けたい方は、まずRelevance AIから検討してみてください。
本記事の情報は2026年10月時点のものです。各ツールの料金や機能は変更される可能性があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
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